はじめまして、奥下 裕斗志と申します。
突然ですが、

私は、この福山が大好きです。

私が子供の頃は、学校の帰り道やおつかいの時、ご近所の方からよく声をかけていただきました。
危ないことやイタズラをしている時は、きちんと叱っていただいていました。
振り返ると、地域の子どもたちを温かく見守り、気にかけてくれる方々が多かったと感じます。
また、福山駅前はデパートや映画館、おいしいレストラン、夏の夜店や年始の八幡さんへの初詣など、
「楽しい」ことが集まっている場所で、出かけるたびにワクワクしていました。

大人になり、家庭を持って暫くの間は家族の生活を守ることで精一杯で、地域のことを考える余裕などありませんでした。
しかし、長男を秋祭りで行う「せんだいろく」の乗り子にしたいというお声掛けをいただき、地域活動に参加するようになりました。
大門町の方々、大津野学区の方々が子どもたちを温かく見守っていただいているということを感じ、
その地域で暮らす方々の繋がりがどれだけ大切かを考えるきっかけとなりました。
そこから地域行事やまちづくり活動に参加し、「せんだいろく」保存会会長や小学校PTA会長を経験することで、

「まち」は地域で暮らす方々とともに創り上げるもの

だと実感しました。
現在も、地域で行われる行事に参加し、裏方や司会などを務めさせていただいています。

同時に、市内各地で行われる様々なまちづくり勉強会・交流会に参加し、多くの方々の考え、想いに学びました。
参加されている方々に共通していたことは、

自分たちが暮らして良かったと感じることができる「まち」を創りたい

という熱い想いでした。
様々な課題を、皆が力を合わせ、時に行政の力を借りながら解決し、より良い「まち」を創りたい。
そう考え行動する方々の姿がそこにありました。

また、平成21年から約14年勤務したハローワーク福山では、地域経済が地域の雇用安定に直結し、暮らす人の生活の安定につながることを意識し、企業の新卒者採用活動支援、学生の就職活動支援に取り組みました。
この中で、若者の就職先決定動機には企業の魅力だけでなく、その地域の魅力や帰属意識も大きく関わっていると感じました。

この頃から、福山駅前の商店街で行われる毎土夜店の運営・出店等にボランティア参加、自身が子どものころに感じた福山駅周辺の賑わいを今の子ども達、若者たちにも感じてほしいと考えるようになりました。
この活動で多くの方々との出会いがあり、現在も福山駅前を活性化するために様々なイベント等で活動しています。

私は、

この街を、福山を、皆が「笑顔」で暮らせるまちにしたい

と考え活動しています。

私がこれまでの経験で実感したことは、

「自分が動かなければ何もおきない」

そして

「自分だけの力では何もできない」

ということです。

この街を、「笑顔」で暮らせるまちに!

この想いに共感いただける皆様のご指導、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。